「元貴乃花親方の今後」

世間的には、一度事件やスキャンダルを起こしてしまうと、もはやそれまでと思われるようでございます。

多くの場合、その通りで、そうした事件の当事者は厄介者扱いをされて、誰にも相手にされなくなるものでございます。

本人も事件を起こしたことを悔いて、世間から姿をくらますことになるのでございます。

しかし人生は、事件や事故を起こしたからといって、それで終わるワケではありません。

それから先、生きていかなければならないのでございます。

世間にどう思われていようと、だからといって首をくくって死ぬワケにはいかないのです。

生き死にの傷を負う被害にあったわけではないならば、社会内で立派に働き、更生することが期待されるのでございます。

著名人が事件を起こして裁判にかけられ、執行猶予の判決を受けると、その執行猶予期間中はただジッとして何もしないで家にこもり、反省の日々を送ることが「まっとう」とされていますが、心得違いでございます。

裁判長さまが「執行猶予」の判決を出されたのは、檻の中で反省の日々を送ることよりも、社会に出て活躍して、人々に貢献することで名誉を挽回しなさい、との思し召しでございます。

家でジッとしているなどとはもってのほかの解釈です。

「謹慎する」とは何もしないでボーッとしていることではありません。それならいっそ刑務所暮らしをしていればよろしいのす。

元モーニング娘の吉澤さまが引退されましたが、その点から見ても、実に惜しい判断でございます。

確かに過ちをおかしたけれど、ほら、こうしてまともな人間になりました、との姿を見せてこそ、執行猶予の温情判決に報いることでございます。

世の中に出て一度は、知られる人気者となった身では、己の身の処し方にそれなりの配慮が求められましょう。

袋叩きにこれ以上あうのはご免でございます、コリゴリです、の気持ちはわかりますが、であればこそ「もう一段上のステージ」を目指して踏ん張るべきなのでございます。

人気者は栄光のスポットライトを浴びてオイシイ思いをした分だけ、社会に恩返しをする義務がございましょう。

酒酔いひき逃げ犯となった吉澤さまであっても、であればこそ、「酒酔い運転防止の啓蒙運動」に新たな活躍の場を求められることが可能なのでございます。

弟を交通事故で亡くした身であれば尚更のこと「私のような思いをしないでください」と説得力のある活動ができるというものではないでしょうか。

逆境をバネにして生きることの大切さは、全ての人間に通有する真理でございますが、注目を浴びる立場であれば、身をもってそのことを証明する使命があるのではないか、と考えるのです。

なにかあったらトンズラすればいい、ではあまりにも悲しすぎる非生産的な思考でございます。

このことは引退を表明した貴ノ岩さまにも言えることでございます。

ご本人には引退に際し、「新入りで弟子入りした時代に戻りたい」と語っておられました。

好むと好まざるとにかかわらず、相撲界を離れて別の実社会に出て働こうとすれば、1からスタートすることは当たり前のことでございます。

ただでさえ28歳で、新しい社会でスタートすることは困難を極めることになるでしょう。

加えて暴力問題の張本人の烙印を押されては前途多難が予想されます。

でもそれであればこそ、自らのもう一つの伝説をつくる好機ととらえるべきです。

あれほどのバッシングにあい、身の置きどころがなかっただろうに、よくぞここまで頑張った、との称賛を得ることになるのでございます。

相撲協会での挫折がなければ、そうした評価を得ることは叶わないのでございます。

文字通りにピンチはチャンス、ととらえて、新しい仕事に邁進すべきなのでございます。

ホリエモンさまが懲役に行かれ、戻ってこられてからのご活躍を見れば、まさにピンチはチャンスとなることを理解できるのです。

ホリエモンさまが懲役に行かずにあのまま執行猶予で終わっていたなら、これほど早く復帰を果たすことができ得たでありましょうか。

何万人の投資家に迷惑をかけておきながら、なんという厚かましい奴だとの批判は免れなかったでありましょう。

それが、体で償いをする刑務所暮らしをすることで、免罪符を得たのでございます。

その上、懲役を経験したことで、俗に言うところの「ハク」がつきました。

なるほど監獄生活でご辛酸を舐めた人間の言うことには重みがある、とイチイチの感動を届けることができるようになったのです。

あのままホリエモンさまが懲役に行かずに執行猶予となってブラブラしていたなら、他人に迷惑をかけておきながらなんという無責任で軽薄な奴、との誹りを受けることからは免れなかったでありましょう。

懲役に行ったことで男になれた、のは極道の世界ばかりでなく、罪を償うことを求められた一般の人々にも言えることでございます。

よく、前科者になったら終わりだ、倒産したら世間から相手にされなくなる、といいます。

が、前科を7犯重ねて、借金50億を抱えて倒産した手前どもはどうなのでしょう。

あまつさえ、女房ドノとイタしているところを数千万人の方々にご開帳いたしております。世間さまの価値水準から見れば「滅相もない」生き方をしている手前どもですが…

この続きは「まぐまぐ!」でお読みください...
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