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【お知らせ】
村西とおるトークライブ「俺に訊け!!」
3月30日(土)PM3:00開場 PM3:30開演
会場:スナック玉ちゃん 赤坂店
料金:3500円
 
毎日大変でございますね、お疲れではございませんか?たまには命の洗濯をなさってください。あなたさまと週末のひととき、人生の思い出づくりをしたいと思います。お会いできますことを楽しみにいたしております。
※お問合せは→ info@muranishitoru.com まで
 
 
 
 
イチロー選手が引退の記者会見で「ヤンキースに入ってからは毎日いつクビになるかとドキドキしていました」と語りました。
 
あのイチロー選手にして、そこまで追い込まれる気持ちにさせたメジャーリーグの厳しさを、改めて思い知らされたのです。
 
また、イチロー選手は昨年のキャンプから、今年、日本で引退するまでの一年間を「誰にもできない日々で、ささやかな誇り」とも語っています。
 
シーズンオフに古巣オリックスの神戸の球場で、寒さに耐えながら黙々とトレーニングに励みましたが、時折「なんで自分はこんなことをしているのだろう」と虚しくなったといいます。
 
それでももう一度、再び、の希望を捨てずに練習に励んだのでした。
 
そうした出口の見えない中でも、いまだ諦めを知らずに努力を重ねることができた自分を、イチロー選手は我が事ながら誉めてやりたい、と思ったとのことでございます。
 
ここ7、8年のイチロー選手は試合に出場する機会も減り、成績にも恵まれず、低迷を続けていました。
 
並の野球選手ならとっくの昔に引退するところでした。日米で前人未到の輝かしい記録を達成したイチロー選手であれば、尚のこと、惜しまれての引退の機会はあったのでございます。
 
ところがイチロー選手は「50歳までは現役を続けたい」と現役でプレーすることにこだわりました。
 
富も名誉も十分すぎるほど得たのに、これ以上何が必要なのだろう、と凡俗はイチロー選手の貪欲な姿に首を傾げたのでございます。
 
が、「野球道を究める」哲学の持ち主のイチロー選手にとっては、そうした雑音はどうでもいいことであったのです。
 
誰もいない球場で黙々とトレーニングを積んだイチロー選手の胸に去来したものは「あれほどの栄光の日々に包まれた俺にとって、残されているのは引退の寂しい道しかないのか」の喪失感でした。
 
であればこそ、引退の記者会見で「選手生活で一番印象に残っていることは」と問われて「今日のこと以上のことがあるでしょうか」と答えたのです。
 
5万人近くのファンが、試合が終わった後も球場に残り、熱い「イチローコール」を叫んだ姿は、ともすれば「寂しい引退の姿」を思い描いていたイチロー選手にとっては思いもよらなかったことだったのです。
 
イチロー選手はそのときの感動を「死んでもいいという気持ちとはこういうことなんだ」と語っています。
 
また、野球人生で「楽しかった瞬間はない」と野球道に邁進したイチロー選手でしたが、「自分のためにプレーをするのではなく、人に喜んでもらえることが一番の喜びとなりました。その点なくしては自分のエネルギーは全く生まれない」と語られました。
 
この言葉は、手前どもを含めてエンターテイメントの仕事にある人間は、心して聞くべき言葉でございました。
 
くどいようですが、改めて申し上げるまでもなく、お客さまを相手にしている職業にあたる人間は、イチロー選手の言葉のように、お客さまの喜びを自分の喜びとする心、を失ってはいけないのでございますが、そうした精神をどこかに置き忘れてきたような「不届き者のサービス業者」が少なくありません。
 
このところメディアで取り上げられているコンビニ経営者でありながら時短営業を訴えるコンビニ店主などは…

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